第30回 日本社会精神医学会 優秀発表賞


 第30回日本社会精神医学会優秀発表賞を選考するに当たり、今回の大会における一般演題(口演・58題、ポスター・43題)を対象にして、審査を参加理事諸氏に担当してもらい、慎重かつ公正な審議の結果、下記の3つの発表に本賞が授与されました。
受賞者の先生方の許可を得た上で、日本社会精神医学会雑誌に発表要旨を掲載し、ご発表の内容を紹介させていただきます。また受賞された方々の今後の活躍に期待いたしますとともに、若手の方々の研究発表が一層盛んになることをお祈り申し上げます。


第30回日本社会精神医学会会長 岸本年史
(奈良県立医科大学精神医学教授)


【受賞者と発表演題名】(順不同)

○ 松田康裕 帝京大学医学部精神神経科学教室、奈良県立医科大学精神医学教室
(Ⅰ-D-11):統合失調症初回エピソードの認知機能障害の経過と発症5年経過群との比較


○ 松岡 究 大阪府立急性期・総合医療センター精神科
(Ⅱ-C-7):統合失調症患者の妊娠・出産に関する後方視的検討


○ 長谷川千絵 東邦大学医学部精神神経医学講座
(P-8):初回うつ病エピソードの2年後予後及び治療中断に関連する因子