第32回 日本社会精神医学会 優秀発表賞
第32回 日本社会精神医学会優秀発表賞を選考するに当たり,今回の大会における一般演題(口演・67題,ポスター・20題)を対象にして,プログラム委員による抄録の検討,担当セッションの座長および大会事務局スタッフの評価を参考に,慎重かつ公正な審議の結果,下記の4つの発表に本賞が授与されました。受賞者の先生方の許可を得た上で,日本社会精神医学会雑誌に発表要旨を掲載し,ご発表の内容を紹介させていただきます。また受賞された方々の今後の活躍に期待いたしますとともに,若手の方々の研究発表が一層盛んになることをお祈り申し上げます。
第32回 日本社会精神医学会会長 池田 学
(熊本大学大学院生命科学研究部神経精神医学分野)
(熊本大学大学院生命科学研究部神経精神医学分野)
【受賞者と発表演題名】(50音順)
○ 安藤俊太郎氏 東京都医学総合研究所心の健康プロジェクト
(ポスター:P2-4): 精神科外来受療中のうつ病患者における自殺念慮のリスク因子
○ 上村直人氏 高知大学医学部神経精神科学教室
(口演:O2-B-9) : 成年後見制度における保佐と民法第13条第1項
〜同意権/代理権と精神疾患について〜
○根本隆洋氏 東邦大学医学部精神神経医学講座
(口演:O1-B-4): 地域移行に伴う統合失調症者の認知機能障害の長期経過について
○矢田部裕介氏 熊本大学大学院生命科学研究部神経精神医学分野
(口演:O2-A-3): 背景基盤が異なる認知症専門医療の比較検討